我々自民・維新・公明で共同提案の上、賛成多数で可決しました。
私の選挙区も定数2人から1人に削減されますが、自らの身分よりも改革を断行すべく賛成しました。
厳しい戦いになりますが、引き続きしっかり頑張ります。
さて、大阪府議会の議員定数は88人から79人となります。
来年春の府議会議員選挙は、新たな定数で実施されます。
削減される選挙区は、
▼「箕面市および豊能郡」、「住吉区」と「堺市堺区」、「堺市北区」、「泉大津市、高石市および泉北郡」は2から1に、
▼「東大阪市」は5から4、
▼「吹田市」と、「高槻市および三島郡」は4から3、
▼「八尾市」は3から2
・・・になります。
私自身、葛藤がなかった訳ではありません。
というのも、
①私の選挙区が一票の較差が最も開く(交野市は75,033人に一人の議員に対して、箕面市・豊能郡は164,226人に一人の議員)2.19の較差となること。
→これについては、私の選挙区の皆さんの1票の価値が蔑ろにされている状況であると憤りを覚えます。一方で、国会議員と異なり、我々大阪府議会議員は地域代表の側面が強く、地方議会においてはどうしても較差が生まれてしまうのはやむを得ないところがあります。
(他府県の一票の較差→神奈川県:2.99、東京都:2.48、兵庫県:2.90、愛知県:2.27)
皆さんの声をしっかり届けられる仕組みづくりが必要です。
②議員の忙しさの差がある(先程お伝えしたように、交野市は一人の議員が抱える有権者数は75,033人に対して、抱える自治体も1つ。それに対して、箕面市・豊能郡は一人の議員が抱える有権者数が164,226人で、抱える自治体数も3つ。)
→これについては、現在も定数2の空席1でなんとか一人で活動していますので、カバーできると考えています。ただ、かなり多忙であることは変わりませんので、公費で秘書を増やすことができないかなど負担軽減策が必要であるとは考えています。
③管轄面積の差
箕面市・豊能郡の面積は、180.99㎢と最も広い。一方で、大阪市東成区は4.54㎢と、各選挙区で面積にも大きく差があるが、それらは一切考慮に入れられていない。
→移動が多いので、このあたりは②と同じく、秘書を増やすなどが必要かもしれません。
④ゲリマンダー的な状況
大阪府議会は、最も定数1(一人区)が多い。今回さらに5つも一人区が増えて、ダントツの一人区の多さに。
→これにより、死に票の増加、新人が立候補しづらい環境になったり、何よりも多様な民意を政治に反映させることができなくなるのではと思っています。
多様な声を大阪府議会に反映させるには、なるべく一人区を解消し、区割りを変更するなどして複数区を新たに創設することが望ましいところです。
今回の議員定数削減においても、第一党には有利に働き、最も影響を受けるのは少数政党でありますので、今後、一人区を解消していくことが求められると思います。
以上、定数を削減する以上、課題を挙げればキリがありませんが、急速に進む少子高齢化、人口減少などあらゆる社会全体の変化を前にして、議員定数や歳費の適正化は、常に行っていかなければなりません。
コロナ禍の大変厳しい社会経済情勢の中、府民の皆さんも苦しい状況の下、議員の身分だけがセーフティゾーンに置かれていてはいけません。
府民の皆さんの先頭に立って社会の難局を乗り越えるため改革を進めないといけない、という観点から今回の条例案を提案しました。
議員定数削減に賛成したからには、負けないようにしっかり頑張ってまいります。
引き続きのご指導・ご支援を何卒よろしくお願いいたします。原田りょう
私の選挙区も定数2人から1人に削減されますが、自らの身分よりも改革を断行すべく賛成しました。
厳しい戦いになりますが、引き続きしっかり頑張ります。
さて、大阪府議会の議員定数は88人から79人となります。
来年春の府議会議員選挙は、新たな定数で実施されます。
削減される選挙区は、
▼「箕面市および豊能郡」、「住吉区」と「堺市堺区」、「堺市北区」、「泉大津市、高石市および泉北郡」は2から1に、
▼「東大阪市」は5から4、
▼「吹田市」と、「高槻市および三島郡」は4から3、
▼「八尾市」は3から2
・・・になります。
私自身、葛藤がなかった訳ではありません。
というのも、
①私の選挙区が一票の較差が最も開く(交野市は75,033人に一人の議員に対して、箕面市・豊能郡は164,226人に一人の議員)2.19の較差となること。
→これについては、私の選挙区の皆さんの1票の価値が蔑ろにされている状況であると憤りを覚えます。一方で、国会議員と異なり、我々大阪府議会議員は地域代表の側面が強く、地方議会においてはどうしても較差が生まれてしまうのはやむを得ないところがあります。
(他府県の一票の較差→神奈川県:2.99、東京都:2.48、兵庫県:2.90、愛知県:2.27)
皆さんの声をしっかり届けられる仕組みづくりが必要です。
②議員の忙しさの差がある(先程お伝えしたように、交野市は一人の議員が抱える有権者数は75,033人に対して、抱える自治体も1つ。それに対して、箕面市・豊能郡は一人の議員が抱える有権者数が164,226人で、抱える自治体数も3つ。)
→これについては、現在も定数2の空席1でなんとか一人で活動していますので、カバーできると考えています。ただ、かなり多忙であることは変わりませんので、公費で秘書を増やすことができないかなど負担軽減策が必要であるとは考えています。
③管轄面積の差
箕面市・豊能郡の面積は、180.99㎢と最も広い。一方で、大阪市東成区は4.54㎢と、各選挙区で面積にも大きく差があるが、それらは一切考慮に入れられていない。
→移動が多いので、このあたりは②と同じく、秘書を増やすなどが必要かもしれません。
④ゲリマンダー的な状況
大阪府議会は、最も定数1(一人区)が多い。今回さらに5つも一人区が増えて、ダントツの一人区の多さに。
→これにより、死に票の増加、新人が立候補しづらい環境になったり、何よりも多様な民意を政治に反映させることができなくなるのではと思っています。
多様な声を大阪府議会に反映させるには、なるべく一人区を解消し、区割りを変更するなどして複数区を新たに創設することが望ましいところです。
今回の議員定数削減においても、第一党には有利に働き、最も影響を受けるのは少数政党でありますので、今後、一人区を解消していくことが求められると思います。
以上、定数を削減する以上、課題を挙げればキリがありませんが、急速に進む少子高齢化、人口減少などあらゆる社会全体の変化を前にして、議員定数や歳費の適正化は、常に行っていかなければなりません。
コロナ禍の大変厳しい社会経済情勢の中、府民の皆さんも苦しい状況の下、議員の身分だけがセーフティゾーンに置かれていてはいけません。
府民の皆さんの先頭に立って社会の難局を乗り越えるため改革を進めないといけない、という観点から今回の条例案を提案しました。
議員定数削減に賛成したからには、負けないようにしっかり頑張ってまいります。
引き続きのご指導・ご支援を何卒よろしくお願いいたします。原田りょう

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