本日は、能勢町にて竹本井筒太夫襲名披露式に出席させていただきました。
第45代若田氏から、第46代平井氏へと引き継ぎがなされました。
こうして、200年も続く浄瑠璃の伝統が継承される節目に立会いをさせていただけたことは大変光栄な限りです。
少しだけ、能勢町の浄瑠璃の説明をさせていただきますと、能勢の浄瑠璃には、
①竹本文太夫派②竹本井筒太夫派③竹本中美太夫派④竹本東寿太夫派の4派があり、互いに励まし競いあってその伝統を継承してきました。
また、能勢の浄瑠璃の特質は、他に類例をみない“おやじ”とよばれる制度にあり、いわゆる家元にあたりますが、違うのは世襲制ではないということです。
“おやじ”になる太夫は弟子を5、6人養成し、後継者の育成を行います。新しい“おやじ”が誕生することで、それまで浄瑠璃とは縁のなかったおやじの周りの町民を浄瑠璃の世界へと誘い込む、つまり浄瑠璃人口の拡大につながっています。
こうして現在でも、200名を越える語り手が存在しています。
能勢町には、こうして浄瑠璃が町民に根付いています。




第45代若田氏から、第46代平井氏へと引き継ぎがなされました。
こうして、200年も続く浄瑠璃の伝統が継承される節目に立会いをさせていただけたことは大変光栄な限りです。
少しだけ、能勢町の浄瑠璃の説明をさせていただきますと、能勢の浄瑠璃には、
①竹本文太夫派②竹本井筒太夫派③竹本中美太夫派④竹本東寿太夫派の4派があり、互いに励まし競いあってその伝統を継承してきました。
また、能勢の浄瑠璃の特質は、他に類例をみない“おやじ”とよばれる制度にあり、いわゆる家元にあたりますが、違うのは世襲制ではないということです。
“おやじ”になる太夫は弟子を5、6人養成し、後継者の育成を行います。新しい“おやじ”が誕生することで、それまで浄瑠璃とは縁のなかったおやじの周りの町民を浄瑠璃の世界へと誘い込む、つまり浄瑠璃人口の拡大につながっています。
こうして現在でも、200名を越える語り手が存在しています。
能勢町には、こうして浄瑠璃が町民に根付いています。




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