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18歳選挙権

選挙権が得られる年齢を18歳以上に引き下げる公職選挙法の改正案が15日の参議院の特別委員会で全会一致で可決され、明日の参議院本会議で採決されて可決・成立する運びです。
選挙権年齢の引き下げは来年7月の参議院選挙から適用される見通しで、18歳と19歳のおよそ240万人が新たに有権者に加わることになります。

子どもたちなど若年層へ政策的な目が向けられるといった世代間格差の是正には大きな一歩だと思います。
私も若手議員としてずっと選挙権の年齢引き下げを訴えてきましたのでとても感慨深いものがありますが、あくまでも選挙権のみの引き下げですので、繰り返し被選挙権の年齢引き下げも訴え続けようと思います。


以下二年前の成人祭の際に書いたブログです。

http://haradaryo.blog60.fc2.com/blog-entry-59.html

~(ブログより抜粋)~
ただ気になったのが、成人祭の挨拶で「皆さんは大人の権利が与えられました。」という言葉を聞きましたが、残念ながら新成人には大事な権利が与えられていません。

それは、選挙に出る「被選挙権」。選挙権は20歳で与えられるのに、こちらは最低でも25歳からしか与えられていません(知事や参議院議員は30歳)。

少々厳しい言い方をすると、新成人は政治的判断能力が足りない半人前と想定されています。一方で上限がないので100歳の方でも出られる。

私はこれに納得いかない。

高校を卒業する18歳に、最低でも選挙権が与えられる20歳(これにより大卒22歳の進路の選択肢に入る)へ引き下げるべき。
万が一能力が足りないと考えるのであれば有権者が選挙で通さなければ良い。
今の制度だと、未熟な者を選ぶ可能性があるとして有権者も馬鹿にされている。

そもそも教育基本法では義務教育を受けたら終了後に「民主主義社会の一員として十分な政治判断力を獲得」できるとしている。だから16歳で与えても良いということになるし、他国では高校生が市長を務めているところもあるくらい。

これから少子高齢化時代、ますます若い世代の声が政治に届かなくなる。今のままだと、数が多い高齢者の方を優遇する政治が行われ、子どもたちに借金をさせて高齢者が潤うという政治が一層進行する。そうなれば、ますます少子化は進む。
それを防ぐためにも若い世代の声を拾い上げ彼らの利益を守っていくとともに、政治を活性化していかないと。

成人の日に彼らの門出を本当に祝うのであれば、ツケを先送りする制度も変えていかないと。
そんなことを思った成人祭でした。
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プロフィール

原田 りょう

Author:原田 りょう
はじめまして、大阪府議会議員の原田りょうです!
HP:http://haradaryo.net/

昭和61年8月23日生まれ
私立智辯学園高等学校 卒業
大阪大学法学部(政治専攻)卒業
自民党政治大学なにわ塾 卒業

被災地支援団体ACTION 前代表
衆議院議員事務所勤務
箕面市議会議員(全国最年少25歳で当選)

自民党大阪府連青年局 青年部長
(一社)箕面青年会議所 理事

平成27年、大阪府議会議員に当選。
最年少府議として、現在全力で活動中!

原田りょうTwitter

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